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市井の人
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2023年~2025年8月にかけて取材・執筆した二時間映画脚本。
【あらすじ抜粋】
三方の海に囲まれた町・倉安町。そこで暮らす小学一年生の里子は庚申祭のある日、田園の中を提灯を持って歩き回っている奇妙な一行を目にする。それは狐に化かされた人間を探す「まいごろ」という風習であった。里子と共にその様子をぼんやりと見ていた父・史郎だったが、突然うつろな表情で、戦時中に戦闘機が落ち、一帯が火事で焼かれた事を語り出す。「あア熱かった」そう呟く史郎の身体の輪郭を、不思議な光が包みこんでいた。この日を境に史郎は名人であった投網から遠ざかり、家にもあまり帰らなくなる。里子は父がきつね憑きになったと信じ込む。
春、川の上流にある製紙会社の社長の娘である昭子が倉安町に転入してくると、内向的な里子の世界は広がりを持ち始める。昭子もまた、里子や市井の人々と関わるうちに次第に町に慣れ、漁村の活気ある町には再びの春が訪れようとしていた。しかし、とある事件が突如町を襲うーーー
高度経済成長で失われゆく世界が文芸調で描かれており、落ち着いた筆の運びに好感が持てる映像的作品。在りし日の浦安メモワール、子供が見た『青ベか物語』。
(審査員コメントより抜粋)
日本映画製作者連盟主催・第51回城戸賞最終選考作品。
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